心を傷つける行為・・・モラハラの特徴と離婚に必要なものとは

意外と多い、モラハラとは!

モラハラとはモラルハラスメントの略で、言葉や態度によって相手の精神を傷つける行為のことをいいます。
精神的DVとも呼ばれており、恋人や配偶者など加害者にとって身近な人や、職場の部下などがターゲットになることが多いです。加害者が自覚なくモラハラを行うケースや、被害者が自分がモラハラを受けていると認識できないまま、我慢を重ねた末に自殺願望を抱いたり、心の病にかかってしまうケースもあります。
モラハラ行為には、被害者を貶める言葉を発したり、無視をしたり、怒りを過剰にあらわすような態度をとって被害者を脅すなどの精神に苦痛を与える言動のほか、生活費を払わない、借金を相手に払わせるなど、同棲相手や配偶者を経済的に困らせる行為も含まれます。
モラハラを理由に離婚する場合は証拠を集めることが重要になってくるのですが、外傷など跡が残るDVとは違い実際に目に見える証拠が少ないため、証拠が集めにくいといわれています。

ともかく証拠を集める

しかし、ICレコーダーで加害者の暴言や説教を録音したり、親しい人にメールで相談した後、その相談履歴を保存しておいたり、カレンダーや手帳にモラハラ行為を受けたことを記録しておいたり、加害者から受けた行為を日常的に日記に書いておくことで証拠を集めることが可能です。
なお、日記は必ず毎日つけ、できるだけ具体的にどんなことをされたか記録しておく必要があります。毎日書けなかった場合は加害者に後から作成したものだと言われるおそれがありますので、注意が必要です。

モラハラが原因の離婚裁判では、婚姻を継続できない事由に被害者が受けたモラハラ行為が該当するかが争点となります。離婚訴訟時に弁護士に依頼すれば法律の知識面でもサポートしてもらえますし、客観的な証拠を集めやすくなるので裁判を有利に行うことが可能になります。
最後に慰謝料についてですが、被害者に精神的苦痛を与えるモラハラは、その賠償として慰謝料の請求が可能なことが多いです。相場は50万円から300万円ほどで、相手の支払い能力やモラハラを受けた期間、婚姻期間などが要因となって変動します。

モラハラは人の心に深刻なダメージを与える行為です。離婚を目指す場合は証拠を確実に集めておき、弁護士などの専門家を頼ることも考えましょう。